(1)リモコンが点滅してエアコンが動かない理由

リモコンの運転ランプが点滅しているのは、エアコン本体が何らかの異常を検知し、これ以上動かすと危険・または破損の恐れがあるため、安全装置を働かせて「強制停止」しているサインです。

まず一番に確認していただきたいのは、リモコンの液晶画面に表示されている「英数字のエラーコード(例:A3、U4、E0など)」です。

(2)リモコンが点滅(異常停止)している原因

エアコンのリモコン
(画像では、E06が表示されています)

①排水トラブル(エラー例:A3など): 内部に結露水が溜まりすぎ、これ以上動かすと水漏れを起こすためセンサーが作動した状態。業務用エアコンの停止原因として非常に多いです。

②通信エラー(エラー例:U4など): 室内機と室外機の間で信号のやり取りができなくなっている状態。基板の不具合や落雷などの影響が考えられます。

③フィルターの極度な目詰まり: ホコリで空気が吸えず、モーターに過剰な負荷がかかっている。

④センサーや室外機のファン故障: 温度センサーの断線や、室外機のファンが回らなくなっている状態。

(3)いますぐに試すべき対策(リセット手順)

業務用エアコンの分電盤
(殆どの場合、スイッチの横に該当する場所が記載されています。分からない場合は、弊社で対応可能です。)

一時的なシステムのエラー(パソコンのフリーズのような状態)であれば、「ブレーカーを落としてリセットする」ことで復旧するケースがあります。修理業者を呼ぶ前に、以下の手順を試してみてください。

①エラーコードをメモする:修理依頼時に必ず必要になります。

液晶画面に表示されている英数字を必ず書き留めてください(※メーカーによっては「点検」ボタンを押すと表示されます)。

②リモコンの電源をオフにする:運転ボタンを押し、一旦リモコン上の電源を切ります。

③エアコンのブレーカーを落とす:基板の電気を完全に抜く。

分電盤(ブレーカーボックス)を開け、該当するエアコンのブレーカーを「切(OFF)」にします。

④そのまま約3〜5分間待つ:すぐに上げず、内部のコンピューター(マイコン)を完全に放電させてリセットするために数分間放置します。

⑤ブレーカーを上げ、運転を再開する:ブレーカーを「入(ON)」に戻し、リモコンから再度運転を開始して、点滅が消えるか確認します。

※注意

ブレーカーのオン・オフを何度も繰り返さないでください。コンプレッサーに負担がかかり、完全に故障してしまうリスクがあります。

このリセット作業を行っても、数分後〜数時間後に再び点滅が始まる場合は、確実に部品の故障や詰まりが発生しています。

すぐに使用を中止し、先ほどメモした「メーカー名」と「エラーコード」を控えたうえで、弊社にご連絡下さい。迅速にご対応致します。